新しい母〈花穂子と藍子〉
初めて出会った日から憧れ続けた三十四歳の義母を、とうとう今夜抱ける――。互いの秘所を舐め合い、恋人同士のように絡み合う寝室で、母と息子が交尾に溺れていく青い世界を描いた一冊です。本書は『新しい母【三十四歳】』と『ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】』を収めた合本。前者は実母を喪い剣術師範の旧家に引き取られた主人公が、妾の子として虐げられながらも父の急逝による後継者争いに巻き込まれ、叔母の思惑によって義母を孕ませる立場へと押し上げられる物語。後者はDV気質の父から離れて暮らす主人公が、母が義母だと知って積年の想いを解き放つ物語です。血の繋がらない母子が結ばれるまでの葛藤と、二人だけの世界に沈んでいく濃密な時間をご堪能ください。
口コミ総評 収録作の一方は旧家の後継者争いという背景に厚みがあると評価される。一方、既刊の合本であり書き下ろしが少ない点や、もう一方の出来を惜しむ声が目立つ。
基本情報
| 著者 | 神瀬 知巳 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/04/25 |
| ページ数 | 647ページ |
| 評価 | 3.93 |
| スコア | 77 |
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口コミ
良い点
- 「『新しい母【三十四歳】』のほうは読み応えがありました。妾の子として虐げられてきた主人公が、跡目争いの渦中で義母を孕ませる立場に押し上げられていく流れに引き込まれます。」
悪い点
- 「既刊二作の合本なので、どちらも読んでいる人はあえて買う必要はないと思います。フランス書院文庫Xは再録が多くて、書き下ろしが少ない印象なんですよね。」
- 「収録作のうち『ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】』のほうは私にはイマイチでした。義母が忌避感を口にしつつも呆気なく落ちてしまうあたり、物足りなさが残ります。」
- 「もう一方の収録作はイマイチでした。呆気なく話が進んでしまいます」
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