新しい母【三十四歳】

新しい母【三十四歳】

34歳の義母への憧れを描く、神瀬知巳の官能小説。剣術師範の旧家を舞台に、愛人の子として育った主人公と義母、そしてその妹である叔母を巡る物語が展開する。名門旧家、妾の子、後継者問題といった昼メロ的な要素を織り込みながら、不遇な境遇にある主人公と義母との愛情、そしてそれを陰で操る叔母の暗躍が絡み合うストーリーが特徴。官能小説史に残る傑作と謳われる一冊で、シンプルながらも好対照な姉妹ヒロインの魅力が読みどころとなっている。

基本情報

著者神瀬 知巳
発売日2011/09/22
ページ数320ページ
評価 4
スコア98

口コミ

良い点
  • 「叔母の計略をもとに、義母と主人公が結ばれるという非常識な設定を無理なく描いていて、読後感もすごく良かったです。」
  • 「名門旧家や妾の子、後継者問題といった昼メロ的要素がストーリーに説得力を持たせていて、辛い境遇の主人公が甘えられる展開に違和感がなかったです。」
  • 「不遇な少年主人公への憐憫と同情を下地にした愛情を描く作風が戻ってきた感じがして、義母と叔母というシンプルなヒロイン配置も好ましく、特殊事情が作品に捻りを加えていました。」
悪い点
  • 「官能シーンは多いものの深みに乏しく、興奮度はあまり高くなかったです。義母があまりに初心すぎて、最後まで官能ビギナーのままだったのが勿体なかったです。」
  • 「ヒロインが義母と叔母の二人だけの構成で、個人的には30代・20代に加えて10代のヒロインもいたらもっと好みの布陣だったなと思いました。」
ジャン・ピエール・サトウ

この記事を書いた人

ジャン・ピエール・サトウ官能小説ソムリエ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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