狙われた媚肉
万引きの濡れ衣を着せられ、隠し部屋に囚われた人妻・市村弘子。全裸で吊るされ、夫にも見せたことのない禁断の部分まで嬲られる屈辱と、抗いながらも滲み出す妖しい快美――。地下の研究所へと引き立てられた生贄の妻を待つのは、さらなる悪夢の連続。長きにわたり形を変えて読み継がれてきたSM官能の長編で、楡畑雄二による挿絵とともに、徹底したサディズムの世界をじっくり味わえる一冊。
基本情報
| 著者 | 結城 彩雨 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/08/25 |
| ページ数 | ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 91 |
口コミ
良い点
- 「サドの小説と比べても引けを取らないくらい徹底したサディズムが描かれていて、日本の官能小説でここまでのものは他に知らないと思った」
- 「往年のファンが比較したくなる長編で、新しく読む人には刺激が強すぎるくらい濃厚。もうこのクラスの長編は今後出てこないだろうなと感じた」
- 「今回の表紙は文字だけでどうなんだろうと最初戸惑ったけど、慣れてくると悪くないと思えてきて、帯の文言も何度もイケる感じでよくできていた」
悪い点
- 「エロスというよりグロテスクな描写が多くて、昭和臭漂う人間の醜さが全開な作品だったので、期待していた雰囲気とは少し違った」
- 「電子版は挿絵のバランスがひどくて読みにくかったので、保管できる人は紙の本で買った方がいいと思う」
- 「イラストがない方がむしろ良かったかもと感じるくらい、文章も含めて魅力を感じられなかった」