そんな奥まで〈禁母〉

そんな奥まで〈禁母〉

「誕生日に何が欲しい?」――息子の口から飛び出したのは、母である自分の「初めて」だった。夫とは長らくレスのまま、女であることを忘れかけていた38歳の千晶。恥じらいながらも拒みきれず、大胆な息子の手で何度もアクメへと押し上げられていく。やがてアナルまで開発され、ついには受胎の約束まで交わしてしまう――。桜庭春一郎がフランス書院文庫Xで放つ母ものデビュー作は、描き下ろし2作品を収録。1作目は街中華を切り盛りする男勝りの母ちゃんが、息子の視線に「女」を取り戻していく禁断の物語。2作目はパラレルワールドの日本を舞台に、血の繋がらない相手と、その姉や姪までも巻き込んで進む背徳譚。血縁の有無を越えて、理性と女、どちらを選ぶのか。平易で読みやすい筆致が、禁忌の一線を越える瞬間をなまなましく描き出す。

基本情報

そんな奥まで〈禁母〉
著者桜庭 春一郎
発売日2025/12/25
ページ数ページ
評価 2.7
スコア70

口コミ

良い点
  • 「文章が比較的平易で、するすると読み進められました。描き下ろし2作品収録で、実母ものとパラレルワールドものと毛色が違うのも飽きずに楽しめます」
悪い点
目次