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獣の悦び (ROMANBOOKS)

獣の悦び (ROMANBOOKS)

芥川賞作家から官能小説作家へと進んだ大ベテランが、人間の獣性を眼をそむけずに追求した異色作ほか8篇――アルバイト学生の公雄は、高○時代からの友人・信也の「どれい」だった。「どれい」の屈辱に耐えながら、信也の行状を、アメリカにいる彼の母に書き送り、その謝礼として、多額の送金を受けていた。傲慢な信也は、公雄の女を、公雄の見ている前で犯した。セックスの支配と裏切りを通じて、二人はそれぞれ、獣のような、倒錯した悦びを感じ始めていた。……という表題作「獣の悦び」は、人間の獣性を、眼をそむけずに追求した異色作。本書には、同じような姿勢で、仮面の裏側に挑んだ短篇「柘榴」「飢えと怒りの夏」「光と風と恋」「雪女の贈り物」など、計8篇を収録している。

基本情報

著者宇能鴻一郎
発売日2021/07/25
評価 3.4
スコア73

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ジャン・ピエール・サトウ

この記事を書いた人

ジャン・ピエール・サトウ官能小説ソムリエ

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