今夜、母と

今夜、母と

父の失踪後、女手ひとつで自分を育ててくれた美しい母・千鶴に恋心を抱き続けてきた司。高○を卒業するまで想いが変わらなければ向き合うという母との約束を守り抜き、卒業の日に改めて想いをぶつける。葛藤の末に受け入れた母と、親子のまま恋人になった息子。ラブホで、寝室で、浴室で愛を重ねる日々に、突然失踪していた父が帰ってくる——。義母ものが主流のフランス書院文庫では珍しい実母ヒロインを正面から据え、ハッピーエンドに落とさない結末まで描き切った近親相姦小説。

口コミ総評 過激さに頼らない丁寧な心理描写と、報われない結末の寂寥感を評価する声が多い一方、母親側の視点が最後まで描かれない点と、ラノベ的な文体が混ざる点には不満が集まっています。

登場人物 千鶴(36歳)実母

もくじ(全3章)
  • 第一章 母と息子、約束が叶う初夜
  • 第二章 母と息子、ラブホで二人きり
  • 第三章 母と息子、初めてのナマ交姦 最終章 母と息子、家族に戻って エピローグ 息子と母、旅立ち

基本情報

著者懺悔
発売日2022/09/26
ページ数281ページ
評価 4.2
スコア96
初回購入 70%OFFクーポン(上限500円)

口コミ

良い点
  • 「母が最後まで息子を案じ、息子も報われない恋だと分かったうえで逢瀬を重ねていく展開が切ないです。都合よく受け入れてくれないヒロインと、寂寥感の残る終わり方は文学的とまで感じました。」
  • 「良心や禁忌感に苛まれながら進むのがいいんですよ。行為が終わった後に晩御飯のメニューの話をして普通の親子に戻る感じがなんとも言えず、簡単にはハマりきらない関係の描写がかえって生々しかったです。」
  • 「過激な表現に頼らずゆっくり描いていく感じが新鮮でした。主人公が巨根でも絶倫でもなくて突然性豪化したりもしないので、まぁあり得るよねと納得しながら読めるのも良かったです。」
悪い点
  • 「母親目線がまったく無いので、話が中途半端に終わってしまった感じがします。なぜ母が失踪していた父を受け入れたのか、そこが最後まで腑に落ちませんでした。」
  • 「会話文の最後に♡を付けるようなラノベの悪弊が残っている一方で、主人公のモノローグを括弧でくくる官能小説の定番技法は使っていなくて、そのちぐはぐさが生硬な印象を与えてきます。」
  • 「最後まで夢を描かずに現実的な落としどころへ向かってしまったので、官能小説としてはやや微妙に感じました。どうせなら復縁前にしっかり痕跡を残していく描写があっても良かったと思います。」
ジャン・ピエール・サトウ

この記事を書いた人

ジャン・ピエール・サトウ官能小説ソムリエ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

運営者とサイトの方針について →
目次