再会のゆうわく妻

再会のゆうわく妻

42歳の尾形明良は、勤続20年の会社を辞めてあてのない旅に出た先で、かつての恋人・架純と偶然再会する。三十路の人妻となった架純は夫婦生活に不満を抱え、尾形に甘い誘いをかけてくる。さらにフェリーで渡った北海道では、結婚まで考えた元恋人・七瀬とも再会し、過去と現在が交錯する濃密な情交が描かれていく。官能界のカリスマ・草凪優が贈る、追憶と再会の人妻エロス。単なる官能小説の枠を超え、中年男の生き方や恋愛観までも丁寧に描いた読み応えのある一作です。

基本情報

著者草凪優
発売日2021/08/30
ページ数256ページ
評価 4.3
スコア105

口コミ

良い点
  • 「草凪優さんの作品の中でも一番好きな一冊。プロットや話運びが完璧で、主人公の葛藤と解放、二人のヒロインとの関係が多重的に描かれていて、濡れ場の意味も多様で全然飽きませんでした。」
  • 「別れて恋焦がれた女と最後に再び結ばれる幸せな展開で、文章力も表現力も描写力も展開力もどれを取っても素晴らしく、官能小説とは思えないほどドラマチックな仕上がりに引き込まれました。読後感も爽やかでした。」
  • 「主人公の尾形は42歳の中年男ですが、倫理観をしっかり持ち、自分を振り返って反省したり相手の女性の意志を大切にしたりする、尊敬できる社会人として描かれているのが柱になっていて印象的でした。」
悪い点
  • 「二番目の女性の毛の描写は良かったのですが、喘ぎ声の表現がもう少しどうにかならないかなと感じてしまいました。」
  • 「タイトルと表紙のイラストが、この小説の内容と合致しないどころか、むしろマイナスイメージになってしまっていると思いました。」
  • 「恋愛小説としても官能小説としても優れた作品だと思いますが、スパンキングという普通の人はしたくもされたくもないプレイが中心に据えられているのが残念でした。」
ジャン・ピエール・サトウ

この記事を書いた人

ジャン・ピエール・サトウ官能小説ソムリエ

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