沙織・恥辱のゼミナール
『沙織 恥辱のゼミナール』は、フランス書院文庫の黄金期を彩る大作です。美貌の大学助教授、沙織が悪鬼たちの奸計により、恥辱と陵辱の地獄へ堕ちていく様子を描いた濃厚な物語。名作の数々を手掛けた西村春海の表紙イラストが目を引き、読者を淫靡な世界に引き込むこの作品は、官能小説ファンにとって必見です。綺羅光による卓越した描写力で、官能的なシーンだけでなく、キャラクターの心理描写や物語のテンポも秀逸です。3部作の序章として、沙織の運命がどう展開するのか、続編への期待も高まります。
基本情報
著者 | 綺羅 光 |
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発売日 | 1990/06/25 |
ページ数 | 240ページ |
評価 | 3.6 |
スコア | 91 |
口コミ
良い点
- 「沙織が次第に堕ちていく様子に心が痛む反面、その展開には目が離せなくなります。感情を揺さぶられるシーンが多く、最高のエンターテインメントとして楽しめました」
- 「表紙イラストからしてすでに魅力的です。特に、西村春海のイラストが作品の淫靡な雰囲気を引き立てており、90年代の名作を思い起こさせます。内容も期待を裏切らない仕上がりで、フランス書院ファンにはたまらない一冊です」
- 「助教授という設定は現実にはあまり見かけないですが、それが逆に作品の非現実感を強調しており、没入感を高めてくれます。妄想の世界に引き込まれる感覚が最高です!」
悪い点
- 綺羅光の作品は素晴らしいのですが、個人的には3部作にしなくても良かったのではと思います。内容自体は面白いものの、少し引き延ばし感がありました」
- 「Kindle版で購入しましたが、この1冊だけでは少し物足りない部分がありました。続編があるため中途半端な終わり方に感じるかもしれませんが、物語自体は楽しめました」
- 「美貌の助教授という設定は魅力的ですが、現実的には少し無理があるかなと感じました。それでも、フィクションとしてはしっかり楽しめるので問題ありません」